カゴメは顔採用なの?美男美女しか受からないのか調査しました。

「カゴメって、健康的で清潔感のある社員が多いから顔採用なのでは?」

就活生の間でこんな噂を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。トマトケチャップや野菜ジュースで知られる人気食品メーカーのカゴメへの憧れと同時に、「容姿に自信がない自分は選考を受けても無駄なのでは…」と不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、就活支援歴10年、年間1,000人以上の就活生をサポートしてきた経験をもとに、カゴメの採用における「顔採用」の実態と、選考を突破するための具体的な対策をお伝えします。

塩村

結論から言えば、カゴメは顔採用をしていません。

容姿に自信がなくても、しっかりと対策を行えば内定を勝ち取ることは十分に可能です。この記事を読んで、不安を解消し、前向きに選考準備を進めていただければ幸いです。

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目次

【結論】カゴメは顔採用をしている?

就活生の間で囁かれる「カゴメ=顔採用」という噂。SNSや就活掲示板では「社員が健康的でさわやかな人ばかり」「外見で選んでいるに違いない」といった投稿を目にすることも少なくありません。

塩村

しかし、この噂は本当なのでしょうか?

ここでは、カゴメの公式採用方針、内定者の体験談、そして実際の選考プロセスをもとに、「顔採用」の真偽を検証します。

冒頭でもお伝えしましたが、カゴメが外見を採用基準にしている事実はありません。

では、なぜこのような噂が広まったのか?そして実際に採用されている人材にはどのような共通点があるのかを詳しく見ていきましょう。

カゴメの採用で外見はどれくらい重視される?

結論として、カゴメが外見を採用基準にしているという事実はありません。

ネット上では「カゴメの社員は健康的でさわやかな人が多い」「顔採用があるのでは」という噂が見られますが、同社が公式に顔採用を行っていると表明したことは一度もありません。むしろ、同社は企業理念として「開かれた企業」を掲げ、多様性を重視した採用方針を明確にしています。

実際に、カゴメの公式サイトでは以下のように明言されています。

  • 「国籍・民族・人種・信条・思想・宗教・性別・性的指向・障害・年齢・社会的身分によって差別しない」
  • 「従業員同士が多様な価値観を認め合い、個々の従業員が持てる能力を最大限発揮できることが大切」
  • 「異なるバックグラウンドや考え方を持った方に来ていただきたい」

さらに、同社はダイバーシティ&インクルージョンを経営戦略の一つとして位置づけており、「多様な知と知の組み合わせによる新たな価値創造により、持続的な成長を実現する」と明記しています。2017年には「新・ダイバーシティ経営企業100選」にも選定されており、多様性を重視する企業姿勢は外部からも高く評価されています。

カゴメの面接では私服での参加が推奨されており、「ありのままの姿を見せてほしい」というメッセージが採用ページに記載されています。これは外見よりも、応募者の人柄や個性を重視していることの表れと言えるでしょう。

内定者の体験談を見ても、「学歴はほとんど関係ないと思います」「自分の言葉で自分を表現できていたかが重要」という声が多く、外見ではなく人柄やコミュニケーション能力が評価されていることがわかります。

ただし、「清潔感」「明るく前向きな印象」といった点は、どの企業の面接でも見られる要素です。

これは顔採用とは全く別のもので、身だしなみを整え、笑顔で明るく話すことは、社会人としての基本的なマナーとして重視されます。

塩村

カゴメは「食」や「健康」をテーマにした企業であるため、社員が健康的に見えるのは自然なことです。採用倍率が約600倍という超難関を突破した優秀な人材が集まった結果、自己管理能力が高く身だしなみの整った人が多いだけと考えられます。

健康的でさわやかな印象は、食品メーカーで働く上での自然な意識の高さであり、それを「顔採用」と結びつけるのは誤解です。

カゴメの社員・内定者の特徴

実際の内定者や社員の声を調査したところ、以下のような共通点が見られました。これらの特徴は「顔」とは無関係であり、能力と人間性に集中しています。

〈学歴面の傾向〉

京都大学、大阪大学、早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、北海道大学、神戸大学などの難関大学出身者が多い傾向にあります。採用大学ランキングでは京都大学が上位にランクインしています。ただし、南山大学、関西外国語大学、東京農業大学など幅広い大学からの採用実績もあり、文系・理系を問わず多様な専攻から採用されています。

カゴメの新卒採用人数は年間約30〜50名程度と非常に少なく、採用倍率は約600倍という超難関です。多数の応募者の中から選抜される構造上、結果的に高学歴層に集中する傾向がありますが、内定者からは「学歴はほとんど関係ないと思います」という声も上がっており、学歴だけで判断されているわけではありません。

〈スキル面の傾向〉

カゴメでは「食」や「健康」に対する強い興味・関心を持っている人が多く見られます。公式採用ページでも「食べることが好きな人」を求める人物像の一つとして挙げており、野菜やカゴメ商品への愛情を持っていることが重要視されています。

また、コミュニケーション能力が高く、周囲を巻き込みながら仕事を進められる力を持つ人が多いです。カゴメの仕事は、社内外の様々な立場の関係者と協力しながら進めることが多いため、交渉力や折衝力も評価されます。

〈人物面の傾向〉

チャレンジ精神が旺盛で、失敗を恐れずに新しいことに挑戦できる人が多く見られます。カゴメの人事部メッセージでは「たくさんチャレンジして、たくさん失敗して、それでもまた踏ん張って立ち向かえる人」を求めていると明言されています。

内定者の体験談では「最終選考に残っている学生は、雰囲気が似ている感じがした」という声があり、明るく前向きで、素直に自分を表現できる人が集まる傾向があります。また、「自然体を意識した」「ありのままの自分を伝えることが大切」という声も多く、飾らない人柄が評価されています。

塩村

このように、内定者の共通点は「容姿」ではなく、「チャレンジ精神」「コミュニケーション能力」「食への情熱」にあることがわかります。

カゴメの選考基準(顔採用以外)

カゴメの採用ページや内定者の体験談、そして企業理念を分析した結果、同社が本当に重視している選考基準は以下の5つです。

チャレンジ精神と行動力

カゴメは1899年の創業以来、「トマトの味を広めたい」という創業者のチャレンジ精神を原点に成長してきた企業です。現在は「トマトの会社から野菜の会社に」というビジョンを掲げ、新しい挑戦を続けています。

人事部のメッセージでも「たくさんチャレンジして、たくさん失敗して、それでもまた踏ん張って立ち向かえる人」を求めていると明言されています。失敗を恐れず、前向きにチャレンジできる姿勢は、カゴメで働く上で最も重要な資質の一つです。

面接では、「一番高い壁にぶち当たった経験とそれをどう乗り越えたか」という質問が頻出します。困難な状況でも諦めずに挑戦し続けた経験を、具体的なエピソードとともに語れるように準備しておきましょう。

カゴメには「自己申告制度」や「社内公募制度」など、社員のチャレンジを応援する仕組みが整っています。入社後も主体的にキャリアを築いていける環境が用意されているのです。

チームワーク力と協調性

塩村

カゴメの仕事は、一人で完結することはほとんどありません。

ひとつひとつの商品を作り、販売していくためには、社内外の様々な立場の関係者と協力しながら進める必要があります。営業スタッフ、工場スタッフ、原材料の供給業者、物流・販売先など、影響力の大きな仕事になればなるほど、周りを巻き込みながら進めていく力が求められます。

カゴメのグループディスカッションでは、「わいがや」と呼ばれる活発な議論を体現できるかが評価されます。これは、異なる意見を持つメンバーが率直に意見を出し合い、より良いアイデアを生み出していく文化を指しています。

「周囲との衝突を恐れず、交渉や折衝した経験」を問うESの設問からも、チームで成果を上げる力が重視されていることがわかります。

食と健康への情熱

カゴメは「食を通じて社会問題の解決に取り組み、持続的に成長できる強い企業になる」という目標を掲げています。人々の「健康寿命の延伸」に貢献することをミッションとしており、食や健康に対する強い興味・関心は必須条件です。

内定者の体験談でも「まず第一に野菜やカゴメ商品への愛を伝えることは絶対に大切」という声が上がっています。単に「野菜が好き」というレベルではなく、なぜカゴメの理念に共感するのか、どのように健康課題の解決に貢献したいのかを自分の言葉で語れることが重要です。

面接前には、カゴメの商品を実際に使ってみたり、公式サイトで企業理念やサステナビリティへの取り組みを調べたりして、企業への理解を深めておきましょう。

主体性と自律性

カゴメでは、指示を待つのではなく、自ら考えて行動できる人材が求められています。公式サイトには「求めない人材像」も明記されており、「主体性がなく指示待ちな学生」「個人で仕事をしたい人」はカゴメには向かないとされています。

社員インタビューでも「会社からToDoが降りてくるわけではなく、各社員のやり方に任せてくれる上司が多い」という声があり、自律的に仕事を進める文化が根付いています。

面接では、自分で課題を見つけて行動した経験や、主体的にプロジェクトを推進したエピソードをアピールすることが効果的です。

多様性を活かす力

カゴメは「開かれた企業」という企業理念のもと、ダイバーシティ&インクルージョンを経営戦略として推進しています。異なるバックグラウンドや考え方を持った人々が交わることで、健全な議論が生まれ、イノベーションが創出されると考えているのです。

キャリア採用のページでは「カゴメに馴染もうと無理をしていただく必要もありません」「あなたのキャリアや経験、考え方をカゴメの中でフルに解放してほしい」と記載されており、個性を活かすことが奨励されています。

塩村

このような多様性を重視する企業文化からも、外見で画一的に人材を選ぶ「顔採用」とは正反対の採用方針であることがわかります。

カゴメの採用情報はこちら

カゴメの採用を突破するための対策

カゴメの選考基準が「顔」ではなく「能力」と「人間性」にあることはご理解いただけたかと思います。では、具体的にどのような準備をすれば、採用倍率約600倍という超難関選考を突破できるのでしょうか。

ここからは、実際に内定を獲得した先輩たちの体験談や、選考情報をもとに、選考突破のための具体的な対策を5つのポイントに分けて解説します。どれも今日から実践できる内容ですので、ぜひ参考にしてください。

第一印象を磨く(清潔感・自然体)

塩村

顔採用はありませんが、第一印象は確実に見られています。カゴメの面接は私服推奨であり、「ありのままの姿を見せてほしい」というスタンスです。

これは「外見を気にしなくていい」という意味ではなく、飾らない自分らしさを大切にしてほしいというメッセージです。清潔感のある身だしなみで、自然体で臨むことが重要です。

具体的なチェックポイントとしては、服装は清潔感があり自分らしいものか、髪は整っていて顔がはっきり見えるか、姿勢は正しく落ち着いているか、笑顔で明るく話せているか、声のトーンは聞き取りやすいか、といった点があります。

内定者の体験談では「緊張している人には面接官が『緊張しなくても大丈夫』と声を掛けてくれることもあり、リラックスして面接に臨める」という声もあります。肩の力を抜いて、自分の言葉で話すことを心がけましょう。

「なぜカゴメなのか」を明確にする

カゴメの選考では、ESや面接で「なぜ他の食品メーカーではなくカゴメなのか」という質問が必ずされます。食品業界は人気が高く、多くの企業がある中で、カゴメを選ぶ理由を明確にすることが重要です。

単に「野菜ジュースが好きだから」というレベルでは、他の就活生との差別化はできません。カゴメならではの強みや取り組みに注目し、自分の価値観や経験と結びつけて志望動機を作成しましょう。

塩村

差別化のポイントとして以下の点が挙げられます。

「畑を第一の工場とする」という種子から食卓までの垂直統合型ビジネスモデル、「トマトの会社から野菜の会社へ」という長期ビジョン、健康寿命の延伸への貢献という社会的ミッション、ダイバーシティ経営や心理的安全性を重視する企業文化などが、カゴメならではの特徴です。

これらの特徴を理解した上で、「なぜカゴメでなければならないのか」を自分の言葉で語れるようにしておきましょう。

差別化できるガクチカを準備する

採用倍率約600倍という超難関選考では、他の就活生との差別化が欠かせません。アルバイトやサークル活動は多くの学生が語る内容であり、そのままでは埋もれてしまう可能性があります。

内定者には「キラリと光る経験」を持っている人が多いとされており、長期インターン経験、起業やビジネス立ち上げ経験、留学や海外経験、体育会での実績、研究活動での成果などがアピールポイントになります。

大切なのは、経験の大小ではなく、「その経験から何を学び、どう成長したか」を自分の言葉で語れることです。面接では「これまでしっかり物事を考えて行動してきたか」が問われると言われています。

ESでは「一番高い壁にぶち当たった経験」「周囲との衝突を恐れず交渉や折衝した経験」などが頻出設問です。具体的なエピソードを複数準備しておきましょう。

グループディスカッション対策を徹底する

カゴメの選考で「一番の鬼門」と言われているのがグループディスカッション(GD)です。内定者からは「GDと二次面接が山場」という声が多く上がっています。

カゴメのGDでは「わいがや」と呼ばれる活発な議論を体現できるかが見られています。これは、異なる意見を恐れずに発言し、建設的な議論を通じてより良い結論を導き出す姿勢を指します。

塩村

GDでは面接官が会場内をうろうろすることがあるようですが、それに動じず自分らしさを表現することが大切です。

過去のGDテーマとしては「今後の食品会社の若手社員に求められる資質は何か」などが出題されています。食品業界の動向やカゴメの企業研究をしっかり行った上で、論理的かつ積極的に議論に参加できるように準備しましょう。

Webテスト対策を怠らない

カゴメの選考では、思っている以上にWebテストで落ちる人が多いとされています。内定者からも「入念に準備してから臨んだ方がいい」というアドバイスが寄せられています。

カゴメでは「SPIテスト」が採用されており、非言語・言語・性格検査が約1時間で行われます。また、選考の途中で企業オリジナルの計数テストと性格検査(約30分)も実施されます。

カゴメは「個性・人」を大切にしている会社であるため、性格検査も重視されています。最後まで気を抜かず、真剣に回答することが重要です。

SPIは市販の対策本で十分に対策可能です。早めに取り組み、苦手分野を克服しておきましょう。

カゴメの顔採用に関するよくある質問

最後に、カゴメの「顔採用」に関して、就活生から特に多く寄せられる質問にお答えします。「本当に顔採用はないの?」「容姿に自信がなくても大丈夫?」「他に顔採用をしている企業はある?」など、選考を受ける前に解消しておきたい疑問を網羅しました。不安を払拭し、自信を持って選考に臨むためにお役立てください。

Q.カゴメは本当に顔採用がある?

塩村

ありません。カゴメが公式に顔採用を行っているという情報は一切なく、むしろダイバーシティ経営を推進し、多様性を重視する企業として知られています。

就活情報サイトでも「カゴメが顔採用を行っているとは考えにくい」「部門別で修士限定採用を行っていることからも、就活生の実力や経歴をしっかり見ている」と分析されています。

同社は企業理念「開かれた企業」のもと、「国籍・民族・人種・信条・思想・宗教・性別・性的指向・障害・年齢・社会的身分によって差別しない」と明言しており、外見による画一的な採用基準は存在しません。

「健康的でさわやかな社員が多い」という印象は、食品・健康をテーマにした企業で働く社員の自然な意識の高さと、採用倍率約600倍という超難関を突破した優秀な人材が集まった結果と考えられます。

Q.カゴメは顔に自信がなくても採用される?

塩村

もちろん採用されます。カゴメの選考で見られているのは、チャレンジ精神、コミュニケーション能力、チームワーク力、食への情熱、主体性といった要素です。

実際に、様々なバックグラウンドを持つ方が内定を獲得しています。公式でも「異なるバックグラウンドや考え方を持った方に来ていただきたい」「カゴメに馴染もうと無理をしていただく必要もありません」と明言されており、個性を活かすことが奨励されています。

大切なのは、「清潔感」と「自然体で自分を表現する姿勢」です。カゴメの面接は私服推奨であり、「ありのままの姿を見せてほしい」というメッセージが込められています。飾らない自分らしさを大切にし、自信を持って選考に臨みましょう。

Q.カゴメに顔採用以外で重視されるポイントは?

本記事でも詳しく解説しましたが、改めてまとめると以下の通りです。

塩村

1つ目はチャレンジ精神です。

失敗を恐れず、新しいことに前向きに挑戦できる姿勢が求められます。「たくさんチャレンジして、たくさん失敗して、それでもまた踏ん張って立ち向かえる人」が求める人材像として明言されています。

塩村

2つ目はチームワーク力です。

社内外の様々な立場の人々と協力しながら仕事を進める力が必要です。「わいがや」と呼ばれる活発な議論を通じて、チームで成果を上げる姿勢が評価されます。

塩村

3つ目は食と健康への情熱です。

カゴメの商品や企業理念への共感、野菜や健康への興味・関心は必須条件です。「なぜカゴメなのか」を自分の言葉で熱く語れることが重要です。

塩村

4つ目は主体性と自律性です。

指示を待つのではなく、自ら考えて行動できる人材が求められています。「求めない人材像」として主体性のない人が挙げられています。

塩村

5つ目は多様性を活かす力です。

異なる価値観を持つ人々と協働し、新しいアイデアを生み出せる力が評価されます。ダイバーシティを経営戦略として推進するカゴメでは、個性を活かすことが奨励されています。

これらをしっかりアピールできれば、内定は十分に狙えます。

Q.実際に顔採用がある企業は?

「顔採用」という言葉は就活生の間でよく使われますが、公式に「顔採用をしている」と明言している企業はほぼ存在しません。

航空会社のCAやアナウンサーなど、一部の職種では外見的要素が考慮される場合がありますが、これは「顔採用」というよりも、その職種に求められる「立ち振る舞い」「清潔感」「好感度」といった要素が関係していると考えられます。これらの職種でも、単に「顔が良い」から採用されるわけではなく、コミュニケーション能力やホスピタリティ、語学力などが総合的に評価されています。

多くの場合、「顔採用では?」という噂は、社員の身だしなみが整っている企業に対して生まれる推測に過ぎません。実際には、どの企業も応募者の能力・人柄・適性を総合的に判断して採用を行っています。特にカゴメのような大手食品メーカーでは、選考プロセスが複数回にわたって行われ、Webテスト、グループディスカッション、複数回の面接を経て採用が決まるため、外見だけで採用が決まることはあり得ません。

カゴメの顔採用に関する調査:まとめ

塩村

カゴメは顔採用をしていません。同社が本当に重視しているのは、チャレンジ精神、チームワーク力、食と健康への情熱、主体性、そして多様性を活かす力といった要素です。

同社は企業理念「開かれた企業」を掲げ、ダイバーシティ&インクルージョンを経営戦略として推進しています。「国籍・民族・人種・信条・思想・宗教・性別・性的指向・障害・年齢・社会的身分によって差別しない」と明言しており、外見による画一的な採用基準は存在しません。

容姿に自信がなくても、適切な準備と対策を行えば、内定を勝ち取ることは十分に可能です。大切なのは以下のポイントです。

清潔感と自然体の姿勢を大切にすること。カゴメの面接は私服推奨であり、「ありのままの姿を見せてほしい」というスタンスです。飾らない自分らしさを表現しましょう。

「なぜカゴメなのか」を明確にすること。食品業界の中でもカゴメならではの強みや取り組みを理解し、自分の言葉で志望動機を語れるようにしましょう。

差別化できるガクチカを準備すること。採用倍率約600倍という超難関では、他の就活生との差別化が欠かせません。「一番高い壁にぶち当たった経験」を具体的に語れるようにしましょう。

グループディスカッション対策を徹底すること。カゴメの選考で「一番の鬼門」と言われるGDでは、「わいがや」を体現できるかが問われます。活発に議論に参加する姿勢を見せましょう。

Webテスト対策を怠らないこと。思っている以上にWebテストで落ちる人が多いとされています。SPI対策を入念に行い、万全の状態で臨みましょう。

塩村

日本を代表する食品メーカーへの挑戦は簡単ではありませんが、正しい準備をすれば道は開けます。

採用倍率約600倍、新卒採用人数は年間約30〜50名という狭き門ですが、「顔」ではなく「能力」と「人間性」で勝負できる選考です。この記事が、あなたの就職活動の一助となれば幸いです。

自分を信じて、前向きに選考に挑んでください。応援しています!

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この記事を書いた人

新卒の就活支援500人越え。これまでの知見を活かして企業の顔採用の実態を調査する本メディアを立ち上げました。

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