「ユナイテッドアローズの店員さんって、おしゃれでかっこいい人ばかり…もしかして顔採用?」
セレクトショップの中でも特に人気の高いユナイテッドアローズ。店頭に立つスタッフのスタイリッシュな雰囲気から、「容姿で採用を決めているのでは?」と不安を感じている就活生も多いのではないでしょうか。
この記事では、就活支援歴10年、年間1,000人以上の就活生をサポートしてきた経験をもとに、ユナイテッドアローズの採用における「顔採用」の実態と、選考を突破するための具体的な対策をお伝えします。
塩村結論から言えば、ユナイテッドアローズは顔採用をしていません。


容姿に自信がなくても、ファッションへの情熱と接客への意欲があれば内定を勝ち取ることは十分に可能です。この記事を読んで、不安を解消し、前向きに選考準備を進めていただければ幸いです。
この記事で解説している主な内容は、下記の4点です。


【結論】ユナイテッドアローズは顔採用をしている?


就活生の間で囁かれる「アパレル業界=顔採用」という噂。特にユナイテッドアローズのようなハイセンスなセレクトショップでは、「店員さんがみんなおしゃれ」「モデルみたいな人が多い」といった印象から、顔採用を疑う声も少なくありません。



しかし、この噂は本当なのでしょうか?
ここでは、ユナイテッドアローズの公式採用方針、実際の社員インタビュー、そして内定者の傾向をもとに、「顔採用」の真偽を検証します。
では、なぜこのような噂が広まったのか?そして実際に採用されている人材にはどのような共通点があるのかを詳しく見ていきましょう。
ユナイテッドアローズの採用で外見はどれくらい重視される?
結論として、ユナイテッドアローズが外見を採用基準にしているという事実はありません。
ネット上では「ユナイテッドアローズの店員はみんなおしゃれでかっこいい」「顔採用があるのでは」という噂が見られますが、同社が公式に顔採用を行っていると表明したことは一度もありません。むしろ、同社は「アパレル業界経験の有無にこだわらず」採用を行っており、未経験者も積極的に受け入れる姿勢を示しています。
ユナイテッドアローズの経営理念は「真心と美意識をこめてお客様の明日を創り、生活文化のスタンダードを創造し続ける」というものです。
また、社是として「すべてはお客様のためにある」を掲げており、採用においても「お客様に喜んでいただける人材」を重視しています。
同社は「ヒト(接客・サービス)」「モノ(商品)」「ウツワ(施設・空間・環境)」の3要素を競争力の源泉と位置づけており、特に「ヒト」の部分では、高いホスピタリティに基づいた接客サービスを重視しています。つまり、求められているのは「顔の良さ」ではなく「お客様に寄り添う姿勢」なのです。
実際に、同社の採用ページでは「接客や営業などのご経験をお持ちの方を積極採用中」と明記されており、「独自の充実した研修をご用意しているので、専門知識は働きながら身につけることが可能」としています。
ただし、「清潔感」や「ファッションへの関心」といった点は、アパレル企業として当然見られる要素です。
これは顔採用とは全く別のもので、身だしなみを整え、自社の商品を魅力的に着こなすことは、販売員としての基本的なスキルとして重視されます。



店員がおしゃれに見えるのは、ファッションへの高い意識を持った人材が集まり、さらに入社後の研修や日々の業務を通じてスタイリングスキルが磨かれた結果と考えられます。生まれ持った容姿ではなく、ファッションセンスと努力の賜物なのです。
ユナイテッドアローズの社員・内定者の特徴
実際の内定者や社員の声を調査したところ、以下のような共通点が見られました。これらの特徴は「顔」とは無関係であり、能力と人間性、そしてファッションへの情熱に集中しています。
〈入社経緯の傾向〉
服飾系専門学校出身者だけでなく、一般大学や短大出身者も多く入社しています。また、携帯ショップや他業種からの転職者も活躍しており、アパレル経験がなくても挑戦できる環境があります。アルバイトから正社員になるケースも多く、実際に同社のトップセールスである「セールスマスター プラチナ」に認定された社員の中にも、アルバイトからキャリアをスタートした方がいます。
同社は2024年には前年より約50人多い128人を新卒採用しており、幅広い人材を受け入れる姿勢を示しています。
〈スキル面の傾向〉
コミュニケーション能力が高く、お客様との信頼関係を築ける人材が多く見られます。同社では「セールスマスター」という独自の人材認定制度があり、販売スキルの高い社員を評価・認定しています。現在、販売員約3,600人中55人がセールスマスターに認定されており、売上実績だけでなく顧客との信頼関係構築も評価基準となっています。
また、2023年からは「DXセールスマスター」制度も新設され、オンラインでの接客活動に優れた販売員も評価されるようになりました。デジタルスキルを持った人材の活躍の場も広がっています。
〈人物面の傾向〉
ファッションが好きで、お客様に喜んでもらうことにやりがいを感じる方が多く見られます。「お客様のために」という理念が社員一人ひとりにしっかりと浸透しており、「お客様からの感謝の言葉が一番のやりがい」という声が数多く聞かれます。
年齢やキャリアにとらわれることなくチャンスが与えられる環境があり、時短勤務で子育てと両立しながら働く社員や、幅広い年齢層の社員が活躍しています。同社のトップセールスの中には、入社20年以上のベテラン販売員も多く、長く働き続けられる環境が整っています。



このように、内定者・社員の共通点は「容姿」ではなく、「ファッションへの情熱」「接客への意欲」「お客様に寄り添う姿勢」にあることがわかります。
ユナイテッドアローズの選考基準(顔採用以外)
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ユナイテッドアローズの採用ページや内定者の体験談、そして社員インタビューを分析した結果、同社が本当に重視している選考基準は以下の5つです。
接客への熱意とホスピタリティ
ユナイテッドアローズの社是は「すべてはお客様のためにある」です。この理念は全社員に深く浸透しており、採用においても「お客様のために何ができるか」を考えられる人材が求められています。
同社では「お客様のお役に立つ」「お客様に得していただく」「お客様の要求を満たす」ために邁進し、「お客様に喜んでいただく」ことを基本姿勢としています。面接では、なぜ接客の仕事をしたいのか、お客様にどのような価値を提供したいのかを明確に語れることが重要です。
「マニュアルに沿うだけではなく、お客様の満足を一番に考えた接客サービスを提供」することが求められており、画一的な対応ではなく、一人ひとりのお客様に寄り添う姿勢が評価されます。
ファッションへの興味・関心
アパレル企業である以上、ファッションへの興味・関心は必須条件です。ただし、専門知識が最初から求められるわけではありません。同社は「独自の充実した研修をご用意しているので、専門知識は働きながら身につけることが可能」と明言しています。
重要なのは、ファッションが好きであること、そしてそれを仕事にしたいという明確な意志があることです。面接では、なぜユナイテッドアローズで働きたいのか、他のブランドではなくなぜこのブランドなのかを具体的に語れることが求められます。



「大好きなアイテムに囲まれて働きたい」「ブランドの魅力を多くの人に伝えたい」といった率直な理由を伝えられれば、好感度が高まるでしょう。
コミュニケーション能力
販売職では、お客様との会話を通してニーズを把握し、最適な商品を提案する能力が不可欠です。ユナイテッドアローズでは、ただ商品を売るのではなく、「お客様のライフスタイルに寄り添い、ニーズに合ったスタイリングを提案する」ことが求められています。
同社の社員インタビューでは、「お客さまの想いを丁寧にヒアリングすることを大切にしている」という声が多く聞かれます。一方的な提案ではなく、お客様の声に耳を傾け、信頼関係を築いていく姿勢が重視されています。
また、チームワークも重要です。店舗運営は一人ではできないため、同僚や先輩・後輩との円滑なコミュニケーションも求められます。「上下関係がなく、一人ひとり尊重し合える環境」という社員の声からも、協調性の高い人材が活躍していることがわかります。
ブランドへの理解と共感
ユナイテッドアローズは約20以上のブランド・レーベルを展開しています。「UNITED ARROWS」「BEAUTY&YOUTH」「green label relaxing」など、それぞれのブランドが異なるコンセプトとターゲットを持っています。
面接では、「なぜ数あるブランドの中でユナイテッドアローズを選んだのか」「競合他社との違いは何か」といった質問がされます。事前に企業研究を行い、ブランドのコンセプトや歴史、どこが気に入っているのかを具体的に語れるようにしておきましょう。
同社の公式サイトには「ヒト・モノ・ウツワ」というウェブマガジンがあり、社員インタビューや企業の取り組みが紹介されています。選考前に目を通しておくことをおすすめします。
成長意欲と向上心
ユナイテッドアローズでは、販売職のキャリアパスが多様に用意されています。販売のプロフェッショナルを目指す「セールスマスター」の道、店長やSV(スーパーバイザー)への昇進、本部部門(企画・営業・人事・MD)への異動など、様々な選択肢があります。
同社のトップセールスである藤田裕貴氏は、アルバイトから24年間キャリアを積み上げ、セールスマスターの最高位「プラチナ」に認定されています。「洋服のプロになるのは前提で、ほかになにを身に付けられるかはその人次第で大きく変わる」という言葉が示すように、常に学び続ける姿勢が重要です。



面接では、入社後にどのようなキャリアを築きたいか、どのような販売員になりたいかという将来のビジョンを語れることが評価につながります。
ユナイテッドアローズの採用を突破するための対策


ユナイテッドアローズの選考基準が「顔」ではなく「能力」と「人間性」、そして「ファッションへの情熱」にあることはご理解いただけたかと思います。では、具体的にどのような準備をすれば、選考を突破できるのでしょうか。
ここからは、実際に内定を獲得した先輩たちの体験談や、同社の社員インタビューをもとに、選考突破のための具体的な対策を5つのポイントに分けて解説します。
身だしなみとファッションセンスを磨く



顔採用はありませんが、ファッション企業である以上、身だしなみとスタイリングは確実に見られています。これは「美人・イケメンかどうか」ではなく、ファッションへの関心と自己表現力があるかどうかです。
面接に臨む際は、ユナイテッドアローズの世界観に合ったスタイリングを心がけましょう。可能であれば、同社の商品を取り入れたコーディネートで面接に臨むのも良い印象を与えます。
具体的なチェックポイントとしては、清潔感があるか、服のサイズ感は適切か、全体のバランスが取れているか、TPOに合った装いか、といった点があります。また、髪型やネイル、アクセサリーなども含めたトータルコーディネートを意識しましょう。
なお、エントリーシートでは「全身のコーディネート写真」の提出を求められることがあります。日頃から自分のスタイリングを研究し、写真映えする着こなしを練習しておくことをおすすめします。
企業研究を徹底する
面接では「なぜユナイテッドアローズなのか」「競合他社との違いは何か」といった質問が必ずされます。表面的な回答ではなく、深い企業理解に基づいた志望動機を準備しましょう。
押さえておくべきポイントとして、経営理念「真心と美意識をこめてお客様の明日を創り、生活文化のスタンダードを創造し続ける」、社是「すべてはお客様のためにある」、3要素「ヒト・モノ・ウツワ」の考え方、展開ブランドの特徴と違い、競合他社(ビームス、シップス、ベイクルーズなど)との差別化ポイントがあります。



公式サイトの「ヒト・モノ・ウツワ」マガジンや、社員インタビュー、IR情報なども参考にして、企業への理解を深めましょう。
接客経験をアピールする
アパレル業界の経験がなくても、接客や営業の経験があれば大きなアドバンテージになります。飲食店、カフェ、雑貨店、携帯ショップなど、お客様と直接関わる仕事の経験は積極的にアピールしましょう。
面接では「お客様に喜んでいただけたエピソード」「困難な状況をどう乗り越えたか」「自分なりに工夫したこと」などを具体的に語れるようにしておきましょう。数字を使った実績(売上達成率、リピーター獲得数など)があれば、より説得力が増します。
接客経験がない場合でも、アルバイトやサークル活動での「人と関わった経験」「誰かのために行動した経験」を振り返り、お客様志向の姿勢をアピールできるエピソードを準備しておきましょう。
店舗に足を運んで実際の接客を体験する
選考前に必ずユナイテッドアローズの店舗に足を運び、実際に買い物をしてみましょう。スタッフの接客スタイル、店舗の雰囲気、商品の陳列方法など、多くのことを学ぶことができます。
面接で「実際に店舗で買い物をした際に感じたこと」を伝えるのも効果的です。「スタッフの○○な対応に感動した」「△△という提案が印象的だった」など、具体的なエピソードを語ることで、ブランドへの本気度をアピールできます。



複数のブランド(UNITED ARROWS、BEAUTY&YOUTH、green label relaxingなど)を比較して、それぞれの特徴や違いを理解しておくことも重要です。志望するブランドがなぜ自分に合っているのかを明確に語れるようにしておきましょう。
将来のキャリアビジョンを明確にする
ユナイテッドアローズでは、販売職から多様なキャリアパスが用意されています。面接では「入社後どのようなキャリアを築きたいか」という質問がされることがあります。
キャリアパスの選択肢として、販売のプロフェッショナル(セールスマスター)を目指す道、店長やSV(スーパーバイザー)への昇進、DXセールスマスターとしてオンライン接客を極める道、本部部門(企画・営業・人事・MD・プレス)への異動、他ブランドへの挑戦などがあります。
どの道を選ぶにせよ、「まずは店頭でお客様との信頼関係を築きたい」「販売の基礎をしっかり身につけたい」という姿勢を示すことが大切です。その上で、将来的にどのような販売員・社員になりたいかを語れると、成長意欲をアピールできます。
ユナイテッドアローズの顔採用に関するよくある質問


最後に、ユナイテッドアローズの「顔採用」に関して、就活生から特に多く寄せられる質問にお答えします。不安を払拭し、自信を持って選考に臨むためにお役立てください。
Q.ユナイテッドアローズは本当に顔採用がある?



ありません。ユナイテッドアローズが公式に顔採用を行っているという情報は一切ありません。
同社は「アパレル業界経験の有無にこだわらず」採用を行っており、未経験者も積極的に受け入れています。採用ページでも「独自の充実した研修をご用意しているので、専門知識は働きながら身につけることが可能」と明記されています。
「店員がおしゃれでかっこいい」という印象は、ファッションへの高い意識を持った人材が集まり、入社後の研修や日々の業務を通じてスタイリングスキルが磨かれた結果です。生まれ持った容姿ではなく、ファッションセンスと努力の賜物なのです。
Q.ユナイテッドアローズは顔に自信がなくても採用される?



もちろん採用されます。ユナイテッドアローズの選考で見られているのは、接客への熱意、ファッションへの興味、コミュニケーション能力、ブランドへの理解といった要素です。
実際に、様々なバックグラウンドを持つ方が入社して活躍しています。服飾系専門学校出身者だけでなく、一般大学出身者、他業種からの転職者、アルバイトからの正社員登用など、多様な入社経緯があります。
大切なのは、「清潔感」と「ファッションへの関心」です。これは生まれ持った容姿とは関係なく、誰でも意識すれば身につけられるものです。自分らしいスタイリングを研究し、自信を持って面接に臨みましょう。
Q.ユナイテッドアローズに顔採用以外で重視されるポイントは?
本記事でも詳しく解説しましたが、改めてまとめると以下の通りです。



1つ目は接客への熱意です。
「すべてはお客様のためにある」という社是を理解し、お客様に喜んでいただくことにやりがいを感じられるかどうかが重視されます。面接では、なぜ接客の仕事をしたいのかを明確に語りましょう。



2つ目はファッションへの関心です。
ファッションが好きであること、それを仕事にしたいという意志が求められます。専門知識は入社後に身につけることができますが、興味・関心は必須条件です。



3つ目はコミュニケーション能力です。
お客様のニーズを聞き取り、最適な提案ができる力が求められます。また、チームワークも重視されるため、同僚との協調性も大切です。



4つ目はブランドへの理解です。
なぜユナイテッドアローズなのか、競合他社との違いは何かを明確に語れることが重要です。企業研究を徹底し、深い理解に基づいた志望動機を準備しましょう。



5つ目は成長意欲です。
入社後どのようなキャリアを築きたいか、どのような販売員になりたいかという将来のビジョンを持っていることが評価されます。
Q.実際に顔採用がある企業は?
アパレル業界では、容姿そのものではなく「ファッションセンス」「身だしなみ」「清潔感」「ブランドイメージとの適合性」といった要素が見られることはあります。しかし、これは「顔採用」というよりも、その業界・職種に求められるスキルの一部と考えるべきでしょう。
多くの場合、「顔採用では?」という噂は、社員のファッションセンスが高く身だしなみが整っている企業に対して生まれる推測に過ぎません。実際には、どの企業も応募者の能力・人柄・適性を総合的に判断して採用を行っています。
ユナイテッドアローズの顔採用に関する調査:まとめ





ユナイテッドアローズは顔採用をしていません。同社が本当に重視しているのは、接客への熱意、ファッションへの興味、コミュニケーション能力、ブランドへの理解、そして成長意欲といった要素です。
同社の経営理念は「真心と美意識をこめてお客様の明日を創り、生活文化のスタンダードを創造し続ける」であり、社是として「すべてはお客様のためにある」を掲げています。採用においても、お客様に喜んでいただける人材を重視しており、外見による画一的な基準は存在しません。


容姿に自信がなくても、適切な準備と対策を行えば、内定を勝ち取ることは十分に可能です。大切なのは以下のポイントです。
清潔感とファッションセンスを磨くこと。これは生まれ持った容姿とは関係なく、誰でも意識すれば改善できます。ユナイテッドアローズの世界観に合ったスタイリングを研究し、自信を持って面接に臨みましょう。
企業研究を徹底すること。経営理念、社是、3要素(ヒト・モノ・ウツワ)の考え方、展開ブランドの特徴を理解し、なぜユナイテッドアローズなのかを明確に語れるようにしましょう。
接客経験をアピールすること。アパレル経験がなくても、接客や営業の経験は大きなアドバンテージになります。お客様に喜んでいただけたエピソードを具体的に語れるよう準備しましょう。
店舗に足を運ぶこと。実際に買い物をして、スタッフの接客スタイルや店舗の雰囲気を体感しましょう。その経験を面接で語ることで、ブランドへの本気度をアピールできます。
将来のキャリアビジョンを明確にすること。販売のプロフェッショナルを目指すのか、マネジメントの道に進むのか、将来どのような販売員・社員になりたいかを語れるようにしましょう。



ユナイテッドアローズは、ファッションへの情熱を持ち、お客様に寄り添える人材を求めています。「顔」ではなく「能力」と「人間性」で勝負できる選考です。
この記事が、あなたの就職活動の一助となれば幸いです。自分を信じて、前向きに選考に挑んでください。応援しています!










